社員紹介MEMBERS

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MEMBER01
建築の面白さと難しさを実感。
悩みながら、のめり込む日々

川田 陸設計監理部(2022年入社)

川田 陸 設計監理部(2022年入社)

温浴施設という強みに惹かれて入社

大学時代にこの業界に興味を持ち、その中でもデザインの自由度が高い大規模な建築の設計に携わりたいと考えていました。当時、設計課題で疲れた身体を癒すために温浴施設に訪れ、その時に感じた癒しの根源を追求するべく玉岡設計への入社を決意しました。
通っていた温浴施設が実は玉岡設計の設計であったことも理由の一つです。

これが私の新入社員記録

入社後、1ヶ月の研修を経てホテルの大浴場と温浴施設のサウナのパース作成に携わりました。この物件はすでに竣工していますが、パソコンの画面内で動かしていたものが現実になった時の感動は今でも覚えています。

その後の入社3ヶ月目からは先輩が担当しているマンションのサポートに入り、図面作成・申請関係等を行いました。初めて作成した図面は基準階平面詳細図で、建物の納まりや寸法などを把握するにあたり適した図面であると感じながら作業をしていました。

1年目後半には先輩の手掛ける温浴施設のパース作成・図面修正を行い、念願の温浴の設計に足を踏み入れました。細部に至るまでこだわったデザイン、利用者への配慮や魅せ方といった設計をして分かる面白さがあります。

2年目に入り、マンションをしています。基本設計から実施設計を経て、現在は着工して監理もさせていただいています。設計から監理まで一貫して行えるところも玉岡設計の良さにあります。2025年の完成が楽しみです。

設計監理部の社員の人柄と、温浴知識の豊富さが魅力

玉岡設計の魅力は社内の雰囲気にもあります。仕事中は黙々と作業する雰囲気であり、なおかつ先輩社員に質問しやすい2つの良さを兼ね備えた雰囲気となっております。社員数が多く、多様な建築物を設計してきた玉岡設計には先輩方それぞれに違う強みがあるので、得られる情報は多岐にわたります。
また、仕事終わりや休日に先輩と温浴施設に行くこともあります。設計者目線の考えを聞いたり質問したり、はたまた純粋に入浴・サウナを楽しむといった有意義な時間を過ごしています。
温浴施設の実績数や経験値の高さは大きな強みであり、他の大きい設計事務所が温浴施設を設計する際に、玉岡設計にサポートの指名が入るほどです。

増えていく楽しさ

「温浴施設の設計がしたい!」という思いは今後も変わることなくあります。玉岡設計は意志・意欲をよく見てくれる会社です。もちろんそれに伴う知識・経験が求められますし、良い建築をするために人柄・コミュニケーション力なども向上させる必要があると考えています。極上の癒しをお届けできるよう努めていきます。
入社して早くも1年半が過ぎましたが、体感時間とは裏腹に内容は大変濃いものとなっています。同じ建築でも学べば学ぶほど見えてくる世界が違ってくることの楽しさを実感しております。ありがたいことに私がしたい温浴施設の設計は難しいとされ、これからも悩んで学んでを繰り返すとは思います。その時々が、また一段楽しくなるポイントでもあると思うと心が弾みます。

印象に残っているプロジェクト

温浴施設の単線プランを触らせていただく機会があり、それが印象に強く残っています。わずかな期間ではありましたが、設計の初期段階に触れることができて私の中で刺激的でした。当然単線プランなので壁等に厚みはありませんが、だからこそ自分の頭の中で仕上げ材を入れ込み、勝手に完成予想図をイメージしながら取り組んでいたことを覚えています。これから設計が進んでいく中でどのような雰囲気になるのか楽しみです。

MEMBER02
長年の経験をフル活用して、
玉岡を導くプロを育てる。

稲垣 義仁取締役 設計監理部 監理部長(1995年入社)

稲垣 義仁 設計監理部 取締役 設計監理部長(1995年入社)

事業拡大をサポートするため入社

前職では、アミューズメント施設の設計に特化した設計事務所に勤めていました。玉岡設計と出会ったのは社会人7年目の頃です。当時、玉岡設計ではアミューズメント施設の設計にも注力して行こうとした考えがあり、声をかけてもらいました。ちょうど環境を変えてチャレンジしたいと考えていたので、入社を決意。入社後は、アミューズメント施設だけでなく、マンションや温浴施設など、多くの現場を経験しました。当時は監理部に所属しており、複数の案件で、監理業務をしていました。受注から竣工までは1年以上の時間がかかります。そうすると世の中のトレンドや施主の意向も変わり、当初予定していた設計図から変更になることも。それらを乗り越えて竣工までこぎ着けるのは容易ではありませんでしたが、お陰で多彩な経験を積むことができました。

部下を見守り、スキルアップを支援

現在は長年の現場監理の経験を活かして、顧客への新たな提案や、部下の管理やサポートを行っています。具体的には、設計開始から竣工に至るまでの業務のサポートです。
数多くの現場を経験したからこそ気付ける部分があるので、ノウハウを共有して部下のスキルアップに取り組んでいます。この仕事で成長するには、とにかく“経験”することが重要です。日々の実務以外では、品質の向上にも取り組んでいます。精度の高い設計図を完成させるために必要な標準図を作成中です。そういったものがあることで、ミスが減り作業スピードも上がる。そのぶん多くの案件に携わることができるはずです。
一人ひとりがスキルアップできれば自ずと効率も上がるので、働きやすい環境づくりのためにも積極的に取り組んでいます。

緻密に考えられた設計と、積極的な社風が魅力

玉岡設計はプランニングが得意です。
計画案件の価値を高めるため、意匠はもちろんのこと、建物利用者および管理者の行動パターンや動線などを緻密に考慮し、練り上げられた理論に基づいたプランの提案が可能なため、コンペにも強い。また、物件の種類にこだわらない間口の広さも魅力です。実績がない施設や難易度の高いものでも、それを言い訳にせず果敢にチャレンジする姿勢があります。常により良いもの、新しいものを志すのは、玉岡設計ならではですね。
また、設計の品質の高さも、魅力の一つです。例えば豊富な実績を持つ温浴施設ですが、一般的な建築物と比べるとトラブルが起きる可能性が高いのです。温浴施設は、あらゆる分野で唯一裸や裸足で触れる建物ですし、高温多湿という建物にとって最もハードな環境です。トラブルを回避するために、建物の形や機能面の設計も行う必要があり、非常に難易度が高い。玉岡設計は、そんな温浴施設で多くの実績を積み重ねてきました。「玉岡設計に任せれば大丈夫」と、国内外のお客様から絶大な信頼を得られていることは、大きな強みですね。

次世代のプロ集団を育成したい

現在取り組んでいることは、どれもまだまだ発展途上の段階です。スキルアップや品質向上、効率化。これらを成し遂げて社員一人ひとりの機動力や知識力を底上げすることで、次世代を担うプロ集団を育成していきたいと考えています。現在の玉岡設計最大の強みは温浴施設ですが、今後は温浴施設はもとより、どんな物件の依頼が来ても柔軟に対応できる設計監理部を目指したい。ですので、「何でもやりたい」「何でも身に付けたい」と、意欲のある新しい仲間に出会いたいと思っています。

印象に残っているプロジェクト

まだ温浴施設の知識がない若い頃に現場監理を担当した、関西の温浴施設での経験が強く印象に残っています。グランドオープン中にトラブルが発生して一旦閉鎖することになったり、再オープン時も営業開始1分前まで最終調整をしたりと、様々なトラブルに見舞われて必死でした。たくさん苦労もしましたが振り返ってみると、若い頃から現場を任せてもらえた経験が、今の仕事にすごく活かされていると思います。